レビューサイトは使うな!?レビューサイトがもたらす、ECビジネスへの5つのリスク

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多くのECサイトではカスタマーレビューを集めるため、日々さまざまな活動を行っています。
その一方で、レビュー集めをレビューサイトへ任せきりにしている企業がいることも事実です。

レビューは商品・サービスへの評価のフィードバック効果だけではなく、SEO効果や、ブランドへのユーザーの信頼性向上のための貴重なコンテンツです。

本記事では、レビューを他社サイトで集めることで起こり得るリスクについて解説します。

オンラインレビューの種類

まずはじめに、レビューを掲載できるサイトの種類をみていきましょう。

レビュー専用サイト(トリップアドバイザーなど)

レビューを多くのユーザーに見てもらえますが、投稿されたレビューは掲載サイトに帰属するため所有することはできず、自社サービスへのトラフィックの増加やSEOの改善の効果を得ることはできません。

ビジネスやレビューをまとめたサイト(Google プレイスなど)

このタイプのサイトは、ユーザーが商品一覧と一緒にレビューを読めるようになっていますが多くの場合レビューを自社サイトへ掲載や活用を行える権利はありません。こういったサイトでレビューをシェアすることは良いアイデアですが、レビューの所有者はあくまでも自分自身であるべきです。

自社サイト

集まったレビューのコントロール権はすべて自身にあるので、サイト内に載せることも、マーケティングに利用することも、ソーシャルメディアでシェアすることも思い通りにできます。

レビューサイトが与えるビジネスへの影響

自身のレビューコンテンツを外部サイトが持つことで生まれる主な5つのリスクを紹介します。

1)SEOへの影響

SEOは様々な変動の激しい要素によって成り立っています。このため、オーガニックトラフィックの増加(減少)とその要因を関係づけるのは事実上不可能です。

しかしながら、複数のバーティカル市場に渡り「テスト開始と同時にレビューを使い始めた」ことのみが共通している500サイトを分析したところ、3か月にわたる調査でレビューの与えるSEOへの驚くべき影響が分かりました。

参考:レビューがもたらすSEOの効果を徹底検証してみた

この結果からも分かるようにレビューはSEOの改善に大きな効果があります。自社サイト内でレビューを持っていない状況では、このSEOへの効果をすべてレビューサイト側へ与えていることになります。自社のコンテンツを使わせていることで、他サイトの検索順位を自社サイトより上位にする手助けをしてしまっています。

検索エンジンがウェブサイトを評価する際、サイト内コンテンツを見てランク付けをおこないます。もしも自サイトのコンテンツが他サイト内にあると、検索エンジンは自サイトのコンテンツとしては見てくれません。

自サイト内でレビューを所有していれば、自サイトにコンテンツを持てるだけでなく、ミニサイトを加えたり商品レビューを基にしたデータから静的ページを加えたりもできます。これらは検索エンジンに評価されやすい要素です。

自サイトのコンテンツを持つことはECサイト運営とSEO対策どちらにとっても重要なのです。

2)コンバージョン率の高いオーガニックトラフィックを見逃す

レビューはロングテールキーワードをつくるのにも最適です。ロングテールキーワードを検索するユーザーは特定のアイテムを購入するつもりでいることが多いので、そこからの流入はコンバージョン率が比較的高いです。

ロングテールキーワードで検索順位が高いサイトは、一つだけのビッグキーワードで検索順位が高いサイトより良い結果を残していることもあります。

なぜでしょうか。

例えばレビューで、「ここ数年間で最も手ごろな価格のテニスシューズです」という様に書いたとしましょう。

この時サイトは「テニスシューズ」「手ごろなテニスシューズ」のようなビッグキーワードにも検索エンジンが最適化されるだけでなく、「最も手ごろな価格のテニスシューズ」というキーワードでも最適化されます。

レビューコンテンツは、多くのロングテールキーワードフレーズの検索結果で自社サイトを上位に導いてくれます。このような検索フレーズで検索を行うユーザーは、自分がなにを探しているのかを正確に把握しているのでコンバージョンは高くなりやすいです。

自社サイトのレビューを他の商品レビューサイトの管理下に置いてしまうと、これらのロングテールキーワードによる売上を得ることができなくなってしまいます。

3)トラフィックの流出

レビューサイトでレビューを集めることは、自社サイトへの検索トラフィックを見過ごすだけでなく、見込み客の他社サイトへの流出も許してしまっているのです。

皆さんが目標としているのは、検索結果ページの一番上に自社サイトを表示させサイトトラフィックを得ることでしょう。他サイトを使ってレビューを集めるというのは、トラフィックを彼らに渡してしまっていることを意味します。

また他サイトにレビューが掲載されることで、ユーザーはたくさんの競合商品のレビューと共に自社商品のレビューを見ることになります。自サイトのECブランドのみを評価してもらえるような環境を作るべきです。

できる限り、ユーザーがたくさんのECサイトのリストから偶然自社サイトを見つけ、そのうえで他サイトと比較されるということは避けるべきでしょう。常に自社サイトへとダイレクトにトラフィックを稼ぐべきです。

レビューを自社サイトで所有していれば、レビューをどこに載せるか、どのようにマーケティングに活用するか制御する権利を持つことができます。例えば、レビューをソーシャル広告などに利用することでより多くのトラフィックを得ることができます。

4)サイト評価をコントロールできない

自社サイトへのレビューを他サイトが持っているとき、ビジネスの選択に役立つレビューの貴重なデータを得られなくなってしまいます。

また、サイト評価も危険にさらされることになります。レビューサイトではフェイクレビューのコントロールや不当なクレームに反論できなくなってしまうのです。

カスタマーレビューサイトの大きな問題の一つには、事業主がレビューをモニターできず悪意のあるレビューがネット上で広まってしてしまうことがあります。

確かにすべての顧客に意見を表明する権利がありますが、時に悪意を持った意見が表れることもまた事実です。また、レビューの質が悪かったりあまりにも馬鹿げていたりする場合もあります。もちろん主要なレビューサイトはこれを防ぐために多くのフィルターを設けており、レビューがポジティブなものにしろネガティブなものにしろ、本物の顧客から寄せられた質の高いものであることを確実にするために必要な措置です。

自身でレビューを所有していれば、レビューが本物であると確信できます。

さらに本物と証明されたレビューのみが投稿され、ネガティブレビューには反応できるように集めるレビューに基準を設けることもでき、ユーザーを満足させ貴重なフィードバックを得られるようになります。

これにより、競合他サイトやブランドへの不当なコメントのあるレビューによって評判を汚されるリスクを避けられます。

77%のユーザーは「レビューは購入決定に直接的に影響する」と答えており、レビューは商品のブランディング創りへ反映される重要な要素です。

5)カスタマーレビューを危険にさらしてしまう

ここまでで散々言ってきましたが、レビューはとても貴重なものです。他サイトにこのコンテンツを渡してしまうと、レビューが持つ様々な価値も渡すことになってしまいます。

他のレビューアプリに切り替える場合に備えてレビューをエクスポートできるようにし、この貴重なデータを失わないように過去のデータをすべてインポートできるようにする必要があります。

こうすることで、何度でもオリジナルのレビューをサイトへ掲載できます。そして、レビュー自体に信用性を持たせるためには、自サイトでコンテンツを持つことが重要です。

YOTPOはここが違う

YOTPOを用いることで、自社サイトだけのレビュー自体とそれに伴う効果を得ることができます。レビューはサイトに残り、SEOの改善に大いに役立ちます。こうすることで、自サイトが提供している種類の商品をユーザーが探しているとき、すぐに自サイトを見つけてもらうことができるのです。

またYOTPOでは、不適切なレビューをモニターし保証されたユーザーによるレビューのみサイトに表示することもできます。事業主として、ネガティブレビューに反応しカスタマーサービスを提供することで、すべてのユーザーを満足させることができます。

YOTPOで集めたレビューはその全ての所有と制御を可能とします。一般的なレビューサイトでは、これらの権利を渡してはくれません。

動画では、もっと詳しくYOTPOとレビューサイトの違いを学べます。

How Review Sites Can Hurt Your Business (And How to Solve It!)

まとめ

外部のレビューサイトでなく自社サイトでレビューを所有することで、トラフィックの増加やSEOの改善、効果的なレピュテーション・マネジメントへと繋げましょう。

著者:Aimee Millwood

YOTPOのブログマネージャー。

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宇田 萌人

宇田 萌人

2016年6月より株式会社ギャプライズに長期インターン生として入社。専攻は文芸翻訳。ライター業務に興味を持ち勉強中。

▼レビューマーケティングツール「Yotpo(ヨットポ)」

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